トラックドライバーをしていると
運転中眠くなったらどう対処するの?
といった質問をよくされます。
今回は運転を生業としているトラックドライバーが、運転中に襲い掛かる眠気対策をご紹介します。
対処法は5つ
● 飲食をする
● 歯を磨く
● コンビニの光を浴びる
● 会話を行う
● 寝る
これはトラックドライバーの経験則によるものなので個人差があります。
ご紹介する内容を試してみて、自分に合った眠気対策を探してみてください。
トラックドライバーの眠気対策5選 ①飲食をする
運転中の眠気は、身体を動かさないことが原因のひとつです。
同じ体勢で長時間過ごすと、頭がボーっとして睡魔がやって来ます。
狭い車内では身体を動かすことは無理なので、代わりに飲食でアゴや喉を動かしましょう。
どこかを意識的に動かすことで、集中力が高まり眠気が解消されることが多いです。
私たちトラックドライバーは、眠気対策によく飲食を行います。
・硬い食べ物
・ミント系ガム
・カフェイン強めの飲料
・強炭酸飲料
個人差はあると思いますが、同僚の運転手の意見も含めると上記の品が親しまれているようです。
逆に次のふたつは眠気対策には不向きといえます。
・暖かいもの
・すぐに満腹になるもの
どちらも眠気を誘発する要素があるため避けましょう。
トラックドライバーの眠気対策5選 ②歯を磨く
眠気に襲われた際に、サービスエリアや道の駅に停車できるのであれば、
歯を磨くことがおすすめです。
身体を動かすことに加えて、口の中をスッキリさせることで得られる爽快感が眠気を退けてくれます。
タオルがあれば歯磨きのあとに顔を洗うと、さらに眠気が冷めるので試してみてはいかがでしょうか。
歯を磨くことのデメリットは、普段から歯ブラシを持ち歩いているかコンビニで購入する必要がある点です。
仮に長時間運転することが事前にわかっていれば、準備しておくと良いでしょう。
トラックドライバーの眠気対策5選 ③コンビニの光を浴びる
夜間の運転で眠気を感じたら、コンビニに立ち寄ることで眠気覚ましに効果があります。
コンビニに使用される蛍光灯の光は、日中の太陽光と同じです。
目を覚まさせる「青い波長」を含んでいるので、体は昼間と勘違いして、眠気を解消してくれます。
夜の運転は特に睡魔に襲われやすいので、時々コンビニに立ち寄って身体を伸ばしつつ、蛍光灯の光を意識的に浴びてみると良いでしょう。
コンビニに寄ったついでに、先述した食べ物や飲み物を購入することで、睡魔との戦いに備えることも可能です。
トラックドライバーの眠気対策5選 ④会話をする
みなさんが運転中に眠気を感じる時の状況を思い返してみてください。
1人で運転している時や、同乗者が寝てしまった時などではありませんか?
車内で会話が盛り上がっているタイミングで、睡魔が襲い掛かることは考えにくいかと思います。
会話をすることは眠気対策になるのです。
複数人で乗車しているのであれば、周りが話題を提供して会話をすることで運転手の睡魔を遠ざけます。
1人で運転している場合は、友人と通話しながら運転すると良いでしょう。
もちろんハンズフリーでの通話が必須です!
会話をすることで脳が働くため、ボーっとすることが起こりにくく非常に効果的な方法です。
私たちトラック運転手も、よく同僚や知人と通話しながら運転することで睡魔に襲われにくくしています。
トラックドライバーの眠気対策5選 ⑤寝る
個人的にはこれが1番オススメの眠気対策です。
眠気対策なのに寝てどうするんだ...
と思われるかもしれませんが、寝ると言っても何時間も睡眠をとるわけではありません。
この記事を読まれる人は、寝る時間が無いからこそ寝らずに眠気を取り除きたいはずです。
なので何時間も眠りにつくことはナンセンスでしょう。
そこで私がオススメするのは15分の仮眠です。
とてつもない睡魔に襲われた時でも、15分仮眠をとるだけでかなりスッキリします。
仮眠こそ最強の眠気対策と言っても過言ではありません。
仮眠に使う15分すら惜しい!
と言う人は、少し考えてみてください。
命より大事な15分なのか
先を急ぐ気持ちはよくわかります。私も1分1秒が惜しいと思うことが多々ありますので。
しかし事故を起こしてしまっては15分どころではありません。
時間はおろかその後の人生まで棒に振りかねない。そのリスクを取ってでも運転しなくてはいけないのか、考えてみてください。
仮眠以外で眠気が覚めるのであれば、それが理想です。
色々試した結果、それでも睡魔に襲われる場合は迷わず仮眠をとりましょう。
15分の仮眠はその後の運転が楽になるので、かえって効率的です。
トラックドライバーの眠気対策5選 まとめ
トラック運転手の眠気対策は
● 飲食をする
● 歯を磨く
● コンビニの光を浴びる
● 会話を行う
● 寝る
以上の5つです。
睡魔に襲われたらぜひ試してみてください。
さいごに、本当に眠くてどうしょうもない場合は迷わず睡眠とりましょう。事故を起こしてしまっては元も子もないので!
ここまで読んでいただいた皆さんが、事故を起こすことのないよう願っています。
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