バブル時代はそこまで珍しくなかった、年収1000万円を稼ぐトラック運転手。
令和になった現在でも、トラック運転手の仕事だけで年収1000万円を稼ぐことは可能なのでしょうか?
トラック運転手になること自体は難しくないので、もし年収1000万円稼ぐことができれば夢のような話ですよね。
人によっては今より贅沢な生活を送れるし、起業資金のようなまとまったお金を稼ぐこともできます。
年収1000万円は夢か現実か?
今回はそんなトラック運転手の給与事情についてご紹介します。
トラック運転手で年収1000万は可能か
はじめに結論から言わせてもらうと、
トラック運転手で年収1000万円は理論上可能だが、現実的ではない
いきなり夢を壊してしまいますがこれが事実です。
理論上可能な理由は、わたしの知り合いの長距離運転手でここ3年間の最大月収が80万円以上の人が3人いるからです。
年収1000万円に必要な月収は約84万円なので、ほぼクリアしてますね。
ただ残念なことに、この人たちが月収80万円以上稼いだのは3月の繁忙期でした。
年間を通してコンスタントにというわけではありません。
一応3月だけの給与で計算すれば、年収1000万円は理論上可能ということにはなります。
トラック運転手で年収1000万円
現実的ではない理由
3月の給与が年収1000万円の条件をクリアしているのには、この時期ならではの荷物が関係しています。
それは引っ越しです
3月は引っ越しの需要が極端に増えるため、トラックが不足し運賃が割高になります。
その結果長距離トラックの運転手は、給料が高額になるんです。
そのため3月以外で同様の給料が見込める月は考えにくく、年収1000万円は現実的に不可能でしょう。
トラック運転手が
現実的に稼げる最高年収は?
ここで気になるのは、
トラック運転手で1番稼いでる人の年収はいくらなのか。
物流業界は景気にも左右されるため一概には言えませんが、
私の知る中での最高年収は
平均月収65万円 年収780万円
長距離 大型トラック
人によっては年収800万円超えの可能性もありそうですね。
年収1000万円は叶わなくとも、年収800万円は日本人の平均年収約400万円の倍なので、高給取りと言えますね。
(もちろん仕事はその分キツいです)
ちなみに地場大型ドライバーでもこのくらい稼いでいる人もいます。
平均月収55万円 年収660万
地場でも運送会社によっては年収600万以上も可能です。
トラック運転手で高収入を稼ぐには
会社選びが重要
トラック運転手で年収800万円を稼げる可能性があるとはいえ、それはごく少数です。
極端なことを言うと、
まったく同じ仕事をしたにもかかわらず
年収600万円止まりの人と年収800万円を稼ぐ人がいます。
この違いってなんだと思いますか??
答えは所属する会社の違いです。
A社のドライバー 年収800万円
B社のドライバー 年収600万円
上記のようなパターンは珍しくありません。
同じ仕事をするのであれば絶対にA社がいいですよね。
ここまでを読んだ人には、トラック運転手は会社選びが最も重要ということがご理解いただけたと思います。
興味がある方は会社選びに関する記事もありますので、そちらもぜひご覧ください。