これからトラックドライバーを目指す人や、4トントラックドライバーの人であれば、大型自動車免許の取得を考えたことがあるかと思います。
そのときに
大型自動車免許の取得費用は高い!
と断念した人も多いはず。
大型自動車免許の取得費用はめちゃくちゃ高いです。
現在所持している免許にもよりますが、
大体30万円〜45万円の費用が必要になります。
これを踏まえて、こんな疑問を持ったことはありませんか?
大型自動車免許の費用って
どのくらいで元がとれるの?
4トン(中型)のトラックドライバーと大型トラックドライバーを比較すると、当然大型トラックドライバーの給料の方が高くなります。
4トントラック・大型トラック、各ドライバーの給料の具体的な金額差がわかれば、元が取れるまでの期間を知ることも可能です。
そこで今回は実際の運送会社の給料をベースに、
大型自動車免許の費用は、どのくらいの期間で元をとることができるのか解説していきます。
大型自動車免許を取得したいけど、費用がネックで行動に移せない人はぜひ参考にしてください。
- 4トンから大型にステップアップしたい
- 大型自動車免許に興味がある
- トラックドライバーへの転職を考えている
まず結論からお伝えすると、大型自動車免許にかかる費用は9ヶ月ほどで元が取れます!
この答えに至る理由について詳しく見てみましょう。
大型自動車免許の費用
大型と4トンの給料差は5万円以上
トラックドライバーの求人には、4トン(中型)トラックと大型トラック、それぞれのドライバーに多くの募集がかけられています。
求人情報によると大型と4トンのドライバーでは
給料差が平均で5万円〜10万円です。
4トントラックと大型トラックでは運搬できる量が違うため、売上げも1.5倍ほど大型トラックが高くなります。
この売上は給料にも反映され、大型トラックの方が稼げるようになるのです。
大型自動車免許の費用
9ヶ月で元が取れる!
前述のように大型トラックドライバーは、4トントラックドライバーと比較して5万円以上高い給料をもらえます。
仮に大型自動車免許の取得に45万円かかったとしても、9ヶ月で元が取れる計算になります。
9ヶ月以上の期間を運送業界で働くのであれば大型自動車免許は絶対に取得しておくべきでしょう。
ちなみに取得費用を抑えることができれば、もっと早く元を取ることも可能!
大型自動車免許の費用 安くする方法
9ヶ月でも元を取る期間としてはかなり短いのですが…
もっと早くに元を取る方法、すなわち取得費用を安くする方法があります。
それは次の3つです。
- ハローワーク助成金
- 免許合宿
- 資格支援制度
【ハローワーク助成金】
一定の条件を満たした人であれば、ハローワークに申請することで免許取得の20%を助成金として受け取れます。
大型自動車免許の費用は高額なので、20%でもかなりの金額です。
これを利用することで、10万円近くもらえる場合もあります。
【免許合宿】
自動車学校には通学制と合宿の2パターンがあり、通学と比べて合宿は1割ほど安くなります。
また短期間に集中して受講する合宿は、免許取得までの日数も短縮できるのも特徴です。
ハローワーク助成金とも併用可能なため、時間に余裕がある人は特におすすめです。
【資格支援制度】
最近の運送会社では、費用を会社負担で免許取得させてくれるところが増えてきています。
理由はトラック運転手が不足しているから。
仕事はあるのに、トラック運転手がいなくて倒産する会社も珍しくありません。
免許取得費用の一部を負担してくれる会社もあれば、全額負担してくれる会社もあります。
この制度をうまく利用すれば
免許取得+転職
両方が一気に叶ってしまいます。
注意点としては、資格支援制度を利用する際は一定期間の勤続年数を求められる場合があること。
費用を出してもすぐに辞められては会社も困りますよね。
そのため会社が定めた期間より先に退職すると、免許取得費用の返金を求められることがあります。
それでも免許は残るため、利用して損はない制度であることに変わりありません。
1日でも早く免許費用の元が取れるように、取得にかかるお金を賢く節約しましょう。
まとめ
大型自動車免許の取得費用とコストパフォーマンスについてまとめます。
- 大型自動車免許の取得費用は30万円〜45万円
- 4トンドライバーと大型ドライバーの給料差は5万円以上
- 遅くても9ヶ月で元が取れる!
また次を利用することで取得費用を抑えることができ、コストパフォーマンスをさらに上げることが可能です。
- ハローワーク助成金
- 免許合宿
- 資格支援制度
大型自動車免許の取得を考えているけど、あと一歩が踏み出せない人。
この記事の内容から考えれば大型自動車免許を取らない理由はないことがわかります。
トラックドライバーであれば持っておいて損はないので、これを機に大型自動車免許を取得してみてください。